■法律って何だ?
さて、そもそも法律って何なんでしょう?
憲法は法律ですか?
もし、小さなお子さんにこんな風に聞かれたら自信を持って答えられますか?
手元にある国語辞典=福武国語辞典(古っ)で法律という項目を見てみます。
「社会生活を保つために、国民が守らなければならない国の決まり」
と書かれています。
学校には校則が、会社には社則があるように国には国のルールがあります。
それが法律と呼ばれるものの正体です。
そして憲法です。、
憲法は、法律ではありますが普通の法律とはちょっと違って
いわば「法律の親分」です。
これはどういうことかと言いますと、
憲法98条に
この憲法は、国の最高法規であって、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国
務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない
と有るように
全ての法律その他ルールはこの憲法に反しないように作らないといけないとい
う事なのです。
ま、この憲法の最高法規性については後日改めて書かせて頂くとしてとして法
律とは何かに戻りましょう。
国のルールとは国民が守らなければならない決まりという事です。
このルール=決まりの内容を決めているのが国会です。
国の唯一の立法機関と言われている「国会」なのですね。
そしてこのルールを制定する国会なのですが、、当然のことながらわざわざ難
しく作っているわけではありません。
もとより、少しでも人間関係がスムースに、争いが起こりにくく、公平な社会
を実現することを目指して法律を作っています。
とは言え、一度作ったルールが時代の変化とともに社会の実情とそぐわなくな
ってくることがあるわけです。
それに対して法律改正がきめ細やかに行われているかと言えば、なかなかそう
は言い難い部分があります。
我々の社会生活の中で一番大きな部分のルールを決めている「民法」は明治29
年に作られた法典を手直ししながら現在まで引きずっています。
最終の改正でさえ平成18年ですからすでに4年経過しています。
もちろんルールはめまぐるしく変わらずに安定的である方が良いという側面も
ありますが
第733条 女は、前婚の解消又は取消しの日から6箇月を経過した後でな
ければ、再婚をすることができない。
とか
第772条 2 婚姻の成立の日から200日を経過した後又は婚姻の解消若しくは取
消しの日から300日以内に生まれた子は、婚姻中に懐胎したものと推定する。
等のような条文がそのままにされているのには疑問を感じざるを得ません。
、親子関係の混乱を防ぐためという目的が、現在ではDNA鑑定のような手法に
より、より高次元で目的を果たす事が出来るのが明らかだからです。
やはり、人間の行う事に完璧はあり得ないという事なのですね。
ですから、不完全とはいえ精一杯の努力の元に作られた「人がより良く生
きるための知恵の結晶」=「法律」というものを知り、それを上手に利用す
ることによってより賢く生きようじゃありませんか。
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